招詩
見よ。なんというしあわせ、なんという楽しさだろう。兄弟たちが一つになって共に生きることは。それは頭の上に注がれた貴い油のようだ。 詩篇133篇1~2節
聖書箇所
エゼキエル書47章13節~48章34節
説教
約束を全うされる神 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/391 アブラハム(国々の父)
テラは、その息子アブラムと、ハランの子で自分の孫のロトと、息子のアブラムの妻である嫁のサライとを伴い、彼らはカナンの地に行くために、カルデヤ人のウルからいっしょに出かけた。しかし、彼らはハランまで来て、そこに住みついた。 創世記11章31節
次週から、「旧約の聖徒たちのストレス」シリーズでアブラハムから始めます。アブラムは、アブラハムと改名される前の名前です。カナンまで遠いのにハランの町に滞在しているうちにテラは死にます。アブラムとサライにとって心細い出発風景です。
地図を見てわかるように、彼と彼の祖父と父のたどった道はあのバビロン捕囚の逆ルートです。エゼキエル書を学んだ後なので、身近に感じますね。アブラハムは、放牧しながら砂漠を旅していきます。彼は、家畜の所有者で族長と呼ばれていました。彼としもべたちは皆、カルデヤの言葉(アラム語)とへブル語を使いこなしてカナンに入っていきます。何も無い、砂漠とオアシスの土地に入ったのではなく先住民カナン人が住んでいましたから、そこで遊牧生活をするには、そこの長と交渉し、人間関係の構築が必須で、そこにストレスが生まれたことでしょう。神様は、アブラハムがどのようにしてストレスを乗り越えていくのを見守り、助けてくださったのか聖書から掘り下げていきましょう。