2025年2月2日日曜日

2025年02月02日 第一主日礼拝 受け入れられたパウロ

招詞
 私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。神こそ、わが岩。わが救い。わがやぐら。私は決して、ゆるがされない。            詩篇62篇1~2節

聖書箇所
ガラテヤ人への手紙2章1~10節


説教
受け入れられたパウロ 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/577 礼拝も命がけ ② 北朝鮮

 神の愛から私たちを引き離すことができるものは何一つない、と確信しています。死もいのちも、そんなことはできません。天使にもできません。地獄の全勢力が結集しても、神の愛から私たちを遠ざけることはできません。恐れも、不安も同様です。 
                      ローマ人への手紙8章38節 リビングバイブル


 <平壌リバイバル> 1907年1月に平安南道で聖書を学ぶ集まりが2週間に渡って開かれ、通声祈祷や懺悔も相次ぎました。それも横領、殺人、強姦など、墓場まで持っていくべき自分の犯罪行為を、何百人もの民衆の前で告白し、許しを請うたのです。このことは全国に広がり、プロテスタント信者が急速に増え朝鮮半島にキリスト教が広がり、定着する大きなきっかけとなりました。
<地下教会> ところが、日本の植民地支配から解放された後の1945年、北朝鮮のトップの座についた金日成は、自らがクリスチャンの家の出であるにもかかわらず、キリスト教の弾圧を開始し、処刑や投獄が相次いだのです。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年5月、現地の情報筋からの情報として、「順川(スンチョン)市の東巌里(トンアムリ)で、午前5時ごろに集まって聖書を読んでいた5人の男女が秘密警察に踏み込まれて現行犯逮捕され、家宅捜索の結果、数十冊の聖書に関する冊子が押収された。」と報じました。韓国政府が発表した「2023年北朝鮮人権報告書」は熾烈(しれつ)な迫害の様子を報じています:「2019年に平壌市で秘密裏に教会を運営していた団体が摘発され、5人が公開処刑され、7人は政治犯収容所に送られ、30人は労働教化刑(長期の懲役刑)を受け、家族を含む関係者50人が強制追放された。」 朝鮮戦争時に拉致された韓国人は数十万人とも言われ、戦後も3,835人が拉致されていて、消息はつかめていません。隣国北朝鮮国民のために祈りましょう。迫害下で信仰を守っているクリスチャンのために祈りましょう。拉致被害者の家族のためにも祈りましょう。