招詞
すべての国々の民よ。これを聞け。世界に住むすべての者よ。
耳を傾けよ。 低い者も、尊い者も、富む者も、貧しい者も、
ともどもに。 私の口は知恵を語り、私の心は英知を告げる。
詩篇49篇1~3節
聖書箇所
すべての国々の民よ。これを聞け。世界に住むすべての者よ。
耳を傾けよ。 低い者も、尊い者も、富む者も、貧しい者も、
ともどもに。 私の口は知恵を語り、私の心は英知を告げる。
詩篇49篇1~3節
聖書箇所
創世記 1章26~28節
2章7~8節
説教2章7~8節
言(こと)ローグ121/尋ね調べて(ハーファス ハーハル)
私たちの道を尋ね調べて、【主】のみもとに立ち返ろう。私たちの手をも心をも天におられる神に向けて上げよう。 哀歌 3章40~41節
「尋ね調べる」は、二つの動詞から成っています。いずれも似たような意味を持っていますが、それを重ねることで意味が強調されています。尋ね(ハーファス)は、「(自分に)問いかける」という意味で、調べる(ハーカル)は、「探る」という意味です。「とこしえの道へと導かれる」ために、私を探ってくださいと祈っています。その「探り」とは、人の内にある本当の問題点を明らかにすることを意味します。「調べる」という意味も同様に、自分たちの問題点を明らかにするためのものだと言えます。ただ、大事なことは、自己流ではなく、神さまに探っていただくことです。そして、問題が明らかにされた時には、涙をながして悔い改めることが必要で、それこそ預言者エレミヤがユダヤ人たちに願ったことでした。
新約聖書には、「悲しみなさい」というユニークな勧めがあります。
神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。ご覧なさい。神のみこころに添ったその悲しみが、あなたがたのうちに、どれほどの熱心を起こさせたことでしょう。 Ⅱコリント7章10~11節
神さまが良しとする悲しみが、真の悔い改めに導き、信仰の熱心を起こさせたと言っています。一人のコリント教会員に信仰のリバイバルが起きて、教会全体に広がりました。一人ひとりの神様の前での悔い改めを神様は用いて喜んでくださるのですね。 (銘形 「哀歌」より引用)