2024年10月20日日曜日

2024年10月20日 第3主日礼拝 無感動のサルデス教会から

招詞
 主に信頼する者は、恵みがその人を囲んでいる。正しい者たち、主を喜び、楽しめ。すべて心の直ぐな人たちよ。喜びの声をあげよ。                詩篇32篇10~11節

聖書箇所
ヨハネの黙示録3章1~6

説教
無感動のサルデス教会から 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/563 寛容(4) 残していくもの

 あなたがたは神に選ばれた者、聖なる者、愛されている者として、深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容を着なさい。                   コロサイ人への手紙3章12節

 隣人のトレバー・スロット氏は警察官でしたが、ふたり組の銀行強盗を逮捕しようとして殺されました。近所の人たちみんなが、大きなショックを受けました。
 トレバーは、天国に行く準備はできていました。キリストを信じる信仰はゆるぎなく、誰もが認める素晴らしい人格者でした。葬儀には何百人もの警察関係者ほかが参列して、同僚のブランディン刑事が次のような弔辞を述べました。「トレバーはひたむきな警察官でしたが、しかめっ面のヒーローではなく、何より、奥さんのキムとふたりの娘さん、ケイトリンとアビーを大切にしていた優しい男でした。」 彼に対する賛辞の全ては、その立派な人柄と彼の家族愛を物語るものでした。
 トレバーの人生は、冒頭の聖句を模範にしたものでした。このような品性は、人の心に感動を残していきます。
 いつ自分が天に召されるのか、誰にも分かりません。しかし、分かっていることがあります。それは、毎日がクリスチャンにふさわしい証を残すチャンスだということです。私たちは、良かれ悪しかれ、後に残していくものを毎日増やしていることを覚え、良いものを残していくように努めましょう。                 (D.ブラノン 「私が残していくもの」より一部引用)