2024年10月6日日曜日

2024年10月06日 第1主日礼拝 トマスの葛藤と復活の主

招詞
 主にある敬虔な者たちよ、主をほめ歌え。主の聖なる御名に感謝せよ。 まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。
                                   詩篇30篇4~5節

聖書箇所
ヨハネの福音書20章24~29

説教
トマスの葛藤と復活の主 永井創世KGK主事


言(こと)ローグ/560 寛容(2)寛容のアップグレード
 深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。 コロサイ人への手紙3章12-13節

 家を出て仕事に向かおうとすると、「そんな格好で行かないで!」と妻のマーティに呼び止められることがあります。そして大抵の場合、ネクタイの色がもうひとつだとか、ジャケットとズボンが合っていないなどと言われます。自分の服装に疑問を呈されると、ファッションセンスに文句をつけられているようで良い気分はしませんが、妻の助言は正解だということはもう分かっています。それは、私をアップグレードさせてくれるのです。
 上記の聖句は、クリスチャンとして自らのアイデンティティーと一致する態度や行為を身に着けなさいと、私たちを促します。私たちは制服などの服装によって、自分が誰なのかをみんなに知ってもらうことがあります。一方で、イエスがともにおられることを表す態度や行動を身に着けていることによって、イエスを世の人に知ってもらうこともできます。寛容は、イエスが身に着けておられた大事な姿勢の一つでした。イエスが身に着けていた寛容を身に着けたいのなら、祈りと聖書の熟読でイエスと一緒に時間を過ごすことから始めましょう。もし、イエスに「そんな格好で行かないで!」と言われたら、イエスの思いやりあるアドバイスを聞き入れ、イエスの似姿を身につけさせてもらいましょう。あなたの寛容のアップグレードです。
                  (J.ストーウェル 「常にアップグレード」より一部引用)