2019年11月10日日曜日

2019年11月03日 第1主日礼拝 終わりの日の幻②

招詞
私は生きているかぎり、【主】に歌い、 いのちのあるかぎり、私の神にほめ歌を歌いましょう。私の心の思いが神のみこころにかないますように。 私自身は、【主】を喜びましょう。
                                詩篇104篇33~34節
聖書箇所
ダニエル書11章21~12章3節

説教
終わりの日の幻② 田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/311 シャカイナ・グローリー ②

 第二年目の第一月、その月の第一日に幕屋(ミシュカーン)は建てられた。そのとき、雲は会見の天幕をおおい、【主】の栄光が幕屋に満ちた。モーセは会見の天幕に入ることができなかった。雲がその上にとどまり、【主】の栄光が幕屋に満ちていたからである。
                             出エジプト40:17、34~35

 エジプトを脱出したイスラエルの民は、ちょうど一年後に、神の山ホレブの麓に「幕屋」を建造します。この幕屋建造のためには多くの材料が必要でした。イスラエルの人々はそのために、エジプト脱出の際に持ってきた(エジプトからはぎ取った)多くのものを自ら進んでささげました。完成した時、モーセは幕屋建造のすべてが「主が命じられたとおり」になされたことを確認して、彼らを祝福しました。その時です。シャカイナ・グローリー(主の栄光の光)が幕屋全体を覆ったのです。 
 神と人とが共に住むという「幕屋」は、神の永遠のヴィジョンである「聖なる都、新しいエルサレム」(黙示録21:2~4)の型です。幕屋には、神と人とが共に住むという神のご計画、神のみこころとその御旨と目的が、神の栄光を秘めた形で表されているのです。とすれば、それを知るためには、目に見える「幕屋」についても詳しく学ぶ必要がありますね。幕屋(ミシュカーン)は、神の臨在のしるしで、イスラエルの民は幕屋と共に進みました。イエス様は、私たちと共におられますので、私たちも日々イエス様と歩むのと似ています。
                         (銘形「聖書における光」より一部引用)