2019年11月17日日曜日

2019年11月17日 第3主日礼拝 歴史を支配する神

招詞
だれが【主】の大能のわざを語り、そのすべての誉れをふれ知らせることができよう。幸いなことよ。さばきを守り、正義を常に行う人々は。             詩篇106篇2~3節

聖書箇所
エステル記1章1節~22節 

説教
歴史を支配する神 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/313 神名(しんめい)
 見よ。主が彼(ヤコブ)のそばに立って、こう言われた。「わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしはあなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫に与える。」                             創世記28章13節

 旧約聖書では、神名は、8つの語いで訳されています。訳語別に見ると、神(エロヒーム)、主(ヤーウェとアドナーイ)、神(エール)、いと高き方(エルヨーン)、いと高き神(エール・エルヨーン)、全能の神(エル・シャダイ)、ご覧になる神(エール・ロイ)です。
 このうち、主と訳されている、ヤーウェは、上記、夜の夢の中でヤコブに現れた主です。この時のヤコブは、兄エサウとの確執で彼に憎まれ、逃げるようにして砂漠の中、800キロも離れた親戚のところに向かう孤独な若者でした。神の救済史のマスタープランのためにヤコブが用いられます。主は、イエスさまのように、彼に近寄り、かたわらに立ち、寄り添う姿勢を見せてヤコブを励ましたのです。主イエスさまは、抜け道の無いような困難の中で途方に暮れている私たちにも近寄り、そばに立って導いてくださいます。イエスと一緒に進みましょう。
                              (銘形「神の名」を一部引用)