招詞
主よ、あなたは私が歩くのも伏すのも見守り、私の道のすべてを知りぬいておられます。 そのような知識は私にとってあまりにも不思議、あまりにも高くて、及びもつきません。
詩篇139篇3、6節
聖書箇所
創世記17章1節~27節
説教
アブラハムのストレス⑥ 家庭2 田口勇新牧師
説教動画はこちら:
音声のみはこちら:MP3音声ファイル
言(こと)ローグ/397 ヘーン(心にかなっていた)
しかし、ノアは主の心にかなっていた。 創世記6章8節
アダム以来の罪を受け継いだ人間、悪に傾く人間をどのように神さまは再創造するのか。そのヒントが上記のみ言葉でしょう。人は律法の規則や警告によって真に変えられることはありません。ただ神の恵み、神の一方的な気前良さ、神の好意、神の恩寵だけが人を作り変え得るのです。ノアは悪の増大する世の流れに同調しないで、むしろ掉(さお)さす生活をしていました。彼の信仰は主の心にかなっていました(ヘーン)。この掉さす信仰が、アブラハムを月神礼拝や偶像まみれのウルを後に旅立つ行動に受け継がれました。「ここを出てわたしの示す地へ」と言われた神様に素直に従う信仰です。以来、神はアブラハムが神の約束をどこまでも信じていく「信仰のモデル」となるように育てていかれました。
私たちはどうでしょうか。メシア・イエスさまの約束は、再臨と復活です。主イエスの心にかなう生活をしつつ、イエスを待ちます。異教の行事が多い8月です。ぶれないで、イエスさまだけを信じて歩く、という「ヘーン」な信仰で勝利しましょう。
(銘形「創世記6章の瞑想」より一部引用)