招詞
主に感謝せよ。その恵みのゆえに。人の子らへの奇しいみわざのゆえに。感謝のいけにえを献げ、喜び叫びながら主のみわざを語れ。 詩篇107篇21~22節
聖書箇所
創世記41章46節~52節
説教
ヨセフの使命④ 回復 1 田口勇新牧師
言(こと)ローグ/426 主を愛し尽くす(アハバー)
あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
申命記6章5節
心、いのち、力を尽くして、神、主を愛することは、人間の自分力によってはなし得ないことを旧約の歴史があかししています。神である主の恩寵(恵み)によって、主を知り、信じるとき、はじめてできるようになります。
ところで、日本語の「心」は情緒に重きが置かれますが、ヘブル語の心は、理解力、洞察、悟りといった知性や意志の働きと強くかかわっています。ですから、自発性、主体性、自立性といった意味合いが含まれます。教会に集まり(あるいはズームで)、主を礼拝するというとき、「心を尽くす」とは、しなければならないからするといった義務からではなく、自ら進んでともに集まり、主体的に主の前に出るという自発性からのものです。今、主の恵みによってそうできていることに感謝しませんか。 (銘形「ヘブル語のディリーブレッド」より一部引用」