2022年2月20日日曜日

2022年02月20日 第3主日礼拝 ヨセフの使命⑤ 回復2

招詞
 神よ私の心は揺るぎません。私は歌い、ほめ歌います。私の心の底も。主よ、私は諸国の民の間であなたに感謝し、もろもろの国民の間であなたをほめ歌います。    詩篇108篇1、3節

聖書箇所
創世記41章53節~57節
創世記42章1節~38節

説教
ヨセフの使命⑤ 回復2 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/427 陶器師の粘土(ホーメル)

 見よ。粘土が陶器師の手の中にあるように、イスラエルの家よ、あなたがたはわたしの手の中にある。                               エレミヤ書18章6節

 神はご自身の民を、陶器師の手の中にある粘土のように自由に取り扱う権利があります。陶器師は目的に従って粘土を選ぶことから始まって、粘土から小さなゴミや石ころを取り除き、柔らかくなるまでよく練ります。そしてろくろに乗せて思いのままの形に仕上げるのです。ゴミや石ころは、まとわりつく罪や無用なこだわりなどでしょう。
「ろくろ」に置かれる粘土のように、私たちも毎日の生活の中で、 神の御手によって神のみこころにあったものとして形造られていくのです。そして、最後の仕上げとして、つまり円熟(完成)させられるための最終テストに入ります。それは窯に入れて焼かれることです。火は粘土を陶器に変えます。私たちの人生においてもご聖霊の火が必要なのです。
                   (銘形「ヘブル語のディリーブレッ ド」から一部引用」)