2022年6月4日土曜日

2022年06月05日 ペンテコステ礼拝 教会の誕生日

招詞
 あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。
                            マタイの福音書28章19~20節

聖書箇所
使徒の働き2章1節~42節

説教
教会の誕生日 田口勇新牧師

音声のみはこちら:MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/442 ペンテコステは、最高のタイミング

 五旬節(ペンテコステ)の日になって、皆が同じ場所に集まっていた。すると天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。 また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。            使徒の働き2章1~4節

 ユダヤ人の三大祭りの一番目が、過越しの祭りでエジプトからの解放が祝われました。二番目が五旬節に祝われた7週の祭りです。 これは、モーセを介して律法が授けられ、イスラエルの国の骨組みが出来た「国の誕生日」と言えます。そして、まさにこの日、イエスの弟子たちに聖霊が与えられ、「霊的な神の民である教会の誕生日」となりました。
このことからも分かるように、この日を境に、イエス様は大きな舵切りをなさいました。それは、ユダヤ、サマリヤそして全世界へ向かう舵切りで「救いのマスタープラン」号を進めたことです。ユダヤ人と異邦人が共に乗り込む船です。使徒二章の世界中の言語で弟子たちが、神の恵みを話し出したという奇跡は、まさにイエスによる「全世界へ」の方向づけてした。この日、成人男性だけで3,000人がイエスを信じ、弟子たちから洗礼を受け教会がスタートしましたが、この時点では、ユダヤ人と改宗した異邦人だけでした。さらにサマリヤ、全世界へと弟子たちが出ていくことを促されたわけです。日本まで宣教師を送ってくださった、宣教の主に感謝しましょう。
                            (銘形「使徒の働き」より一部引用)