招詞
主に信頼し、善を行え。地に住み、誠実を養え。主を自らの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる。 詩篇37篇3~4節
神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。 ローマ人への手紙8章28節
フランシスコ会訳は、神を「聖霊」として訳していて、「聖霊は、神を愛する人、すなわち、ご計画に従って神に召された人とともに働き、すべてが益となるように計らわれることをわたしたちは知っています。」となっています。ご聖霊がともに働いて下さることは私たちの理性ではうまく描き切れないほどに、より綿密に仕組まれているのです。しかしご聖霊がともに働いて下さる目的は、私たちのために神が下さる「益(トーヴ)」なのです。
まるで、着物の帯の美しい文様のようです。それはその帯の裏を観るなら決して綺麗ではありませんが、表から観ると実に綺麗なのです。そんな人生を、神を愛する者たち、神の御計画に従って召された者たちに、ご聖霊(神は)は描いてくださるのです。なんとすばらしいことでしょうか。そんな生涯が約束されています。それゆえ、私たちに与えられている賜物としてのご聖霊の導きに感謝して歩みたいと思います。 (銘形「神の善(トーヴ)」から一部引用)