2023年11月18日土曜日

2023年11月19日 第3主日礼拝 マルタ島へ漂着

招詞
 主によって、人の歩みは確かにされる。主はその人の道を喜ばれる。その人は転んでも、倒れ伏すことはない。主が、その人の腕を支えておられるからだ。      詩篇37篇23~25節

聖書箇所
使徒の働き27章1節~44節

説教
マルタ島へ漂着 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/516 霊性の回復 ①追求力
 私たちは知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。         ホセア書 6章3節 (a)

 「霊性回復セミナー」というのがあり、三つのキーワードが掲げられていました。このキーワードを養うことがこのセミナーの目的だとありましたのでご紹介します。その三つとは、① 追求力、② 静思力、③ 共生力です。
今日は、①追求力について解説します。
上記、ホセア書に「主を知ることを切に追い求めよう」とあり、新約ではパウロが「私はすでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕えようとして、追求しているのです。そしてそれを得るようにとキリスト・イエスが私を捕えてくださったのです。・・・ただこの一事に励んでいます 。」(ピリピ3:12~14、新改訳第3版)
何を追求しているのかといえば、 それは「キリストと復活の力」(3:10~11)です。それは「永遠のいのち」、あるいは「神との親しい揺るぎない愛の交わり」と同義です。これを「捕えられて、捕える」という姿勢は常に前傾姿勢であり、ある意味では狩猟的なイメージです。キリストにある成人はこのような考え方をしましょうとパウロは勧めています。
「追求力」-それは受身的な姿勢ではなく、積極的な姿勢です。牧師や講師の話を聞くだけで、「良かった、教えられた、恵まれた」と言うだけでは、神と自分との新しいかかわりをより新しく、創造的にしていくには「弱い」と言えます。むしろ、自分からみことばに向き合うことを通して、そこから何かを掘り当てるという「喜びを発見する」ことができると信じます。
                     (銘形「霊性の回復の三つの鍵語」から一部引用)