招詞
私は切に、主を待ち望んだ。主は私に耳を傾け、助けを求める叫びを聞いてくださった。滅びの穴から、泥沼から、主は私を引き上げてくださった。私の足を巌(いわお)に立たせ、私の歩みを確かにされた。 詩篇40篇1~2節
新しいこねた粉のままでいられるように、古いパン種をすっかり取り除きなさい。あなたがたは種なしパンなのですから。私たちの過越の子羊キリストは、すでにほふられたのです。
コリント人への手紙第一5章7節
中国系の人たちは、新年を祝う前に家の大掃除を念入りにします。中国には、「12月28日にホコリを洗い流せ」という格言があります。大掃除は、ゆく年の不運を洗い流して、くる年には幸運を呼び込もうとする準備です。人々はこう信じているので、この伝統を守っています。
一方、使徒パウロはコリントのクリスチャンに手紙を書いて、「古いパン種を取り除きなさい」(Ⅰコリ5:7)と人生の大掃除をするように促しましたが、それは幸運を呼び込むためではなく、神に喜んでいただくためでした。私たちの罪のために十字架にかかってくださったイエスさまに感謝するので、私たちは自分の生活から罪を一掃したいと願います。そして、このお方だけがくださる聖さを祝うことができます。さあ、古いパン種をすっかり除きましょう。
(M. ウィリアムズ 「古いものを取り除く)から一部引用)