2021年11月13日土曜日

2021年11月14日 第2主日礼拝 兄弟の和解 ②

招詞
 幸いなことよすべて主に身を避ける人は。その人は 流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結び、その葉は枯れず、そのなすことはすべて栄える。       詩篇2篇12b、1篇3節

聖書箇所
創世記33章1~20節

説教
兄弟の和解 ② 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/413 存在を示す名(シェム)
 あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。     ルカの福音書10章2節

 イエスの弟子たちが伝道の奉仕から帰ってきた時に、イエスにその結果のすば らしかったことを報告しました。するとイエスは、「そんなことで喜んではなり ません。あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」と言われ ました。イエス様は、結果を出せたことを喜ばれたはずですが、もっと大事なこ と、天国に名前が登録されている幸せを喜べ、と言われました。 ヤコブに名前を訊ねられた時、リベカは自分の名の代わりに「私は、ミルカが ナホルに産んだ子ベトエルの娘です(創世記24:24)」と自己紹介をしています。 江戸時代までの一般日本人のように、当時から、ヘブル人(現ユダヤ人)に苗字は無く、名前だけだったようで、存在を示す苗字としては、曾祖父、祖父、父の 名を連ねています。 さて、「書き記されている」という書とは、「いのちの書(詩篇69:27、黙示 21:27他」を意味しますが、もしそこに苗字しか書かれていなかったとしたら、 例えば「山田」の中のだれのことなのか、正確にはわかりません。山田花子と書 かれていれば、まさにこの私の名が記されているということになります。天に おいてはきっとフルネームで書かれているはずです。ですからこれからは、意識して自分の名前をフルネームで書いたり、言ったりするように心がけませんか。 「わたしはあなたの名を呼んだ」という場合、神は私たちをフルネームで呼んで下さるはずです。楽しみですね。     (銘形「ヘブル語のキーワード」より一部引用)