2021年11月20日土曜日

2021年11月21日 第3主日礼拝 信仰の原点に返る

招詞
 主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。あなたは喜びを私の心に下さいます。それは、彼らに穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。
                                    詩篇4篇6~7節

聖書箇所
創世記35章1~29節

説教
信仰の原点に返る 田口勇新牧師
説教動画はこちら:

音声のみはこちら:MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/414 アドベント

 わたしの愛の中にとどまりなさい。               ヨハネの福音書15章9節

 次週から、待降節が始まります。今年のクリスマス礼拝は、12/19にお祝いします。「クリスマス」ー救い主の降誕祭ーをよりよく迎えるために、キリスト教会はその前の4週間を「待降節」(アドベント)として霊的な準備の期間として用いてきました。
私たちも、この時期を意識的に、あらたな思いと期待をもって神の賜物である御子イエス・キリストを瞑想する時として心を整え、備える時としたいと思います。神から来る静まりの中で、「ことばに表わせないほどの神の賜物」ー御子イエスの受肉の神秘と再臨の希望ーに深く思いを馳せる4週間にしましょう。「イエスの愛に留まり、依りたのむ幸い」を経験しましょう。
先日、一般の方もアドベント・カレンダーを手作りして子どもと一緒にクリスマスを待ちわびる祝い方もある、とテレビで報じられていました。クリスチャンなら、お菓子の代わりに好きなみことばを選んで書いたものを4週間分、カレンダーに入れておいて、毎日ひとつづつ開けていくという楽しみ方はひと手間かかる「アナログ」ですが、心に残るのではないかとも思います。簡単なものを作ってみてはいかがでしょうか?
クリスマスコンサートで歌われる「カンタータ93番」の最後の合唱は、アドベントの心を良く伝える詞(うた)でもあると思います。「主に歌い、祈りて、誠(まこと)つくすべし、豊かなる祝福、いよよ優(まさ)りゆかん、依りたのむ者を、主は忘れまさず」(大村恵美子訳)
                         (銘形「アドベント瞑想」より一部引用)