招詞
幸いなことよ。主を恐れ、主の道を歩むすべての人は。あなたがその手で労した実りを食べること、それはあなたの幸い、あなたへの恵み。 詩篇128篇1~2節
聖書箇所
ルカの福音書2章21節~40節
説教
イエス、40日めの秘蜜 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/473 イエスの呼名: 大祭司
イエスは、神の御前にあわれみ深い大祭司となって、人々の罪を償うために、あらゆる点で、私たちと同じようになることが必要だった。イエスご自身、試みを受けて苦しまれたので、試みられている者たちを助けることができるのである。 ヘブル人への手紙 2章17~18節
紀元前5世紀、ユダヤ人がバビロンからエルサレムに帰還しました。直後、聖書学者エズラの礼拝改革「律法 = 聖書に帰ろう、運動」が始まりました。レビ族から任命された大祭司が国の頂点に立ち、礼拝が規則正しく行なわれるようになりました。またエズラはシナゴーグ(会堂)礼拝を組織し聖書が読まれ、解説する礼拝の場を作りました。
さて、「大祭司」は多くあるイエスの呼び名一つです。イエスの呼び名は、メシヤ、救い主、神の御子、人の子、罪人の友、などあり、それぞれがイエスがどんな方であり私達にどう関わって下さる方なのかを示しています。「祭司」という言葉には主に二つの意味があり、一つ目は神と人との仲介者、二つ目は聖なる働きをすることができる聖い人物の意味です。イエス様は、この二つの職務を果たすことのできる方でしたが、極めつけは、さらに、ご自身が十字架の死によって人を罪から完全に赦すためのいけにえとなられたことです。この救いのマスタープランの大前進により、サタンは敗北し、神の国は大勝利しました。サタンとその残党(悪霊ども)のまやかしから、日々守られる ようにイエスさまに祈り、従いましょう。 (銘形「ルカの福音書の神学」より一部引用)