2023年2月19日日曜日

2023年02月19日 第3主日礼拝 教会のチャレンジ ③

招詞
 主よ。あなたの造られたすべてのものは、あなたに感謝し、あなたにある敬虔な者たちは、あなたをほめたたえます。主を呼び求める者すべて、まことをもって主を呼び求める者すべてに、主は近くあられます。                        詩篇145篇10、18節
 
聖書箇所
使徒の働き6章1節~10節

説教
教会のチャレンジ ③ 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/479 イエスのパターンに
 
議会の面々はガマリエルの勧告に従い、 使徒たちを呼び出してから、むちでたたき、これ以上イエスについて語らぬよう厳しく命じた上、釈放した。 使徒たちは議会から出て行ったが、イエスのために辱めを受ける者とされたことをむしろ喜んだ。それから毎日、神殿でも家でもどこででも教えたり、イエスがキリストであることを宣べ伝えてやまなかった。
                         使徒の働き 5章39~42節 (現代訳)

  ペテロやヨハネたちが大胆になれたこと、御名のためにはずかしめられるに値する者とされたことを喜ぶことができたのは、イエスと同じパターンを経験したことにあると考えられます。イエスも使徒たちも同じく、人間のねたみによって捕えられました。そして、人間の手では開けることの出来ない場所(イエスの場合は墓、使徒たちの場合は留置場)にそれぞれ入れられました。そして、イエスの場合は御父によって復活し、使徒たちは天使によって救出されました。
今日においても、「主の御名のために値する者」となるためには、このパターンを経験させられるかもしれません。主イエスがそうであられたように、この世に歓迎され、正しく受け入れられることはほとんどないからです。主も使徒たちもそうであったように、いのちのことばを握っている者は迫害を避けては通れないことを自覚しなければなりません。それでも彼らは「宣べ伝えてやまなかった」のです。キリストの福音はそのような人々によって現代に伝えられ、私たちもいのちのことばを握っている者となっています。        (銘形:「使徒の働き5章」より一部引用)