2023年7月9日日曜日

2023年07月09日 第2主日礼拝 教会のチャレンジ ⑫ 生涯の友たち

招詞
 主のおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、浅はかな者を賢くする。主の戒めは真っ直ぐで、人の心を喜ばせ、主の仰せは清らかで、人の目を明るくする。
                                   詩篇19篇7~8節
 
聖書箇所
使徒の働き18章1節~17節

説教
教会のチャレンジ⑫ 生涯の友たち 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/499 人の弱さ(アッセネイア)
 私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。 
                           コリント人への手紙第ニ 12章9節

 パウロは、キリストの力が私たちをおおうと「強くなる」と言っています。自分が弱い存在であることに同意するとき、はじめてキリストの力が私を覆って、強くされるのです。これが「弱い時にこそ、私は強いのです」というパウロの宣言するところなのです。
但し、信仰の強さは聖書が勧めていることです。「アブラハムはおよそ百歳にもなって、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎の死んでいることとを認めても、その信仰は弱りませんでした。信仰が強くなることは神が喜ばれることです。」(ローマ 4:19)
しかし、パウロは教会の中では「信仰の弱い人を受け入れなさい」とも言っています(ローマ14:1)。また「力のある者は、力のない人たちの弱さを担うべきです。自分を喜ばせるべきではありません。」(ローマ15:1)とも言っています。
ここでの強い弱いは、互いにその存在を認め合うことによって、調和がもたらされるという考え方です。弱い人を受け入れ、進んで助ける人になりましょう。
                          (銘形「謙遜への招き」より一部引用)