招詞
主を恐れる人々よ。主を賛美せよ。ヤコブのすべてのすえよ。主をあがめよ。イスラエルのすべてのすえよ。主の前におののけ。主は貧しい人の苦しみを蔑まずいとわず、御顔を彼から隠すこともなく助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。 詩篇22篇23~24節
ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。 コリント人への手紙第ニ章16節
クリスチャン作家の三浦綾子さんは病気の展覧会みたいな人で、若いころから、肺結核に始まり次々といろいろな病気にかかった方です。体調が良いとは言えないときでも、彼女は夫の協力を得ながら口述筆記で多くの作品を意欲的に作られました。ある本で、私は三浦綾子さんが自分の病気についてこう語っているのを読んだことがあります。「私は、こんなに多くの病気にかかって、神様は自分をえこひいきしているのではないかと思います。」 彼女が言うには、「私は病気を一つするたびに、一つずつ新しいことを学んだ。すばらしい恵みを受けた。」と受け止めていました。「病気になっても頑張ります」という人のことばとは違うようです。(つづく)
<銘形:「謙遜への招き」より一部引用>