2023年7月2日日曜日

2023年07月02日 第1主日礼拝 教会のチャレンジ ⑪ ギリシャで

招詞
 天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。昼は昼へ話を伝え、夜は夜へ知識を示す。話しもせず、語りもせず、その声も聞こえない。しかし、その光芒(こうぼう)は全地に、そのことばは、世界の果てまで届いた。                詩篇19篇1~4節

聖書箇所
使徒の働き17章16~34

説教
教会のチャレンジ⑪ ギリシャで 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/498 しもべと仕える者 (ディアコノスとドゥーロス)
 あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい。あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。人の子(イエス)も、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのです。                          マルコの福音書10章43~45節

 ここには「仕える者」と「しもべ」という二つのことばが出てきます。「仕える者」、ギリシャ語では「ディアコノス」ということばで、「執事」(教会に仕える者)とか、「奉仕者」とも訳されていることばです。もうひとつは「しもべ」ということばが使われています。ギリシャ語では「ドゥーロス」で、「奴隷」のことです。「仕える者」と「しもべ」とは、意味するところは同じであると言えます。
神の世界においては、最高の称号は「神のしもべ」という称号です。モーセは「神のしもべ」と呼ばれ、使徒パウロも自分のことを「キリスト・イエスのしもべ」と自己紹介しています。常に、彼がそういう意識で生きていたことを物語っています。クリスチャンというのは、「キリストの奴隷、キリストのしもべ」という意味です。あなたは、どこでも、また誰に対してでも、「私はクリスチャンです」と言えているでしょうか。        (銘形「謙遜への招き」より一部引用)