2023年9月10日日曜日

2023年09月10日 第2主日礼拝 教会のチャレンジ ⑲ エルサレム教会 2

招詞
 主は、私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。主は、私のいのちの砦(とりで)。だれを私は怖(こわ)がろう。                            詩篇27篇1節
 
聖書箇所
使徒の働き21章20節~40節

説教
教会のチャレンジ ⑲ エルサレム教会 2 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/507 トーヴ(良きこと)②
 ハレルヤ。主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。
                                    詩篇106篇1節

 神の「トーヴ」は、自然界を通して(一般啓示)も、神を求める者たちに愛の形で(特別啓示)も全ての民族に降り注いでいます。神の愛は、恵、憐れみ、忍耐として聖書に記されています。 具体的に見ましょう。
▷「そこには確かに乳と蜜が流れています。そしてこれがそこの果物で す。」 (民数記 13:27)
▷「私たちが巡り歩いて偵察した地は、すばらしく、良い地だった。(中 略)あの地は、乳と蜜が流れる地だ。」 (民数記 14:7- 8節)
ヨシュアが、ヨルダン川の西に斥候を遣わした時期は、8月か9月頃であったと思われます。4月頃から半年はイスラエルではほとんど雨の降らない乾季ですが8月から実りの秋が始まります。斥候たちはぶどうが一房ついた枝を切り取り、それをふたりが棒をかつぐようにして帰って来ました。ぶどうだけでなく、ざくろやいちじくも枝ごと切り取って持ち帰りました。そしてイスラエルの会衆にそれを見せたのです。
神が良いお方であるゆえに、それにふさわしい土地が賦与されるということです。イスラエルの民に与えられた土地は「良い地」でした。新約の私たちに与えられているものは、メシア・イエスによる霊的な祝福ですが、いずれも「良いもの」です。さて、民の反応はどうだったでしょうか。(続く)                     (銘形「神の善(トーヴ)」から一部引用)