2023年9月17日日曜日

2023年09月17日 第3主日礼拝 神の子羊イエス

招詞
 ほむべきかな、主。まことに主は私の願いの声を聞かれた。主は私の力、私の盾。私の心は主に拠り頼み、私は助けられた。それゆえ私の心はこおどりして喜び、私は歌をもって、主に感謝しよう。                                 詩篇28篇6~7節
 
聖書箇所
ヨハネの福音書1章29

説教
神の子羊イエス 菅孝雄神学生

言(こと)ローグ/508 トーヴ③ 良いものを拒む不信仰
 しかし、あなたがたは(良い地に)登って行こうとせず、あなたがたの神、主の命令に逆らった。 そしてつぶやいて言った。「主は私たちを憎んでおられるので、私たちをエジプトの地から連れ出してエモリ人の手に渡し、私たちを根絶やしにしようとしておられる。私たちはどこへ上って行くのか。私たちの身内の者たちは、『その民は私たちよりも大きくて背が高い。町々は大きく城壁は高く天にそびえている。しかも、そこでアナク人を見た』と言って、私たちの心をくじいた。」                               申命記1:26~28

 残念ながら、カレブとヨシュアたちを除けば、イスラエルの民は、神のトーヴ(よいもの)を受け取る信仰がありませんでした。人を恐れ、神の約束と現実の狭間で信仰は萎えてしまったのです。自分の力の現実、弱さの現実、無能な現実が神の祝福の約束を実現させなくしているのです。神の約束を握って、信仰によって立ち上がる必要があります。カレブが民を沈めて言ったことばはこうでした。「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずできるから。」(民数記13:30)私たちもカレブのように、またヨシュアのように、神の約束を信じて、前に置かれている神のトーヴを自分のものとして進んでいくものにならせていただきたいと思います。
                       (銘形「神の善(トーヴ)」から一部引用」)