2023年9月3日日曜日

2023年09月03日 第1主日礼拝 教会のチャレンジ ⑱ エルサレム教会1

招詞
主は、私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。主は、私のいのちのとりで。 だれを私はこわがろう。                                  詩篇27篇1~2節
 
聖書箇所
使徒の働き21章1節~17節

説教
アルネ諸教会のチャレンジ⑱  エルサレム教会1 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/506 トーヴ(良き業)
 神は乾いた所を地と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを見て良し(トーヴ)と見られた。                           創世記1章10節

 神の「トーヴ」が聖書の中で最初に登場するのは天地創造の出来事においてです。創世記1章には神の「トーヴ」が7回。ちなみに、2章には5回。3章には3回と使われています。
まず、ここで創世記1:4をフォーカスしてみます。現代訳では、この部分を「神が一声、『光は、出て来い』と仰せられると、光が出て来た」と訳しています。そして、「神はそれをご覧になって、満足された。」と訳しているのです。
「トーヴ」というヘブル語を「良しとする」という言い方ではなく、神の目に、神のみこころに「満足する」ものであったと訳している名訳です。パウロは、これを引用して「『光がやみの中に輝け』と言われた神は、キリストの御顔にある栄光の知識を理解させてくださったのである。」(Ⅱコリント4章6節)と、これも現代訳です。神のトーヴを、イエスさまを通して理解させてくださった神様に感謝しましょう。         (銘形「神の善(トーヴ)」から一部引用」)