招詞
その大能のみわざのゆえに、神をほめたたえよ。 その比類なき偉大さにふさわしく、神をほめたたえよ。 角笛を吹き鳴らして、神をほめたたえよ。 琴と立琴に合わせて、神をほめたたえよ。 詩篇150篇2~3節
「さあ、われわれは自分たちのために、町(都市)と、頂が天に届く塔を建てて、名をあげよう。」 創世記11章4節
神とともに歩もうとしたセツの系譜のハムから、主に対抗する者たちが台頭してきました。ハムの子クシュから未子の問題児「ニムロデ」が生まれます。ニムロデは、メソポタニア地方で最高の権力者となり大きな町「ニネベ」と「バベル」を建てました。上記「名をあげる」とは自分たちの存在を誇示することであり、神ぬきの世界を築くことを意味します。それを神は、ことばを乱して意思疎通を妨げる方法で止めました。ニムロデたちが最も恐れていたことでした(10:7-10)。そうした流れの中に、セツからセムへ、やがてヘブル人アブラハムにつながっていく系譜が記されています。そして、時いたって主イエス・キリストが誕生します。私たちは今やこのイエス・キリストとつながることにより、信仰者の系譜の中に招かれているのです。
(銘形「ノアの系図」より一部引用)