招詞
聖い威光の中で、主を礼拝し、全地は、御前におののきなさい。 世界中の人々の中で言いなさい。「主は王として治められる。世界はこのお方によって造られ、揺らぐことはない。主は公平に人々を裁かれる。」。 詩篇96篇9~10節(現代訳)
ところが、罪から私たちを解放する神のみ言葉を一心に見詰めて離れない人は、み言葉を聞いて忘れてしまう人ではなく、それに従い、それに生きる人である。そういう人は、その従順な生活によって、神に祝福される。 ヤコブの手紙1:25 (現代訳)
アフリカのウガンダで聖書セミナーに参加したときのことです。主催者の女性に「今朝、髪をとかしましたか?」と尋ねられました。うっかりしてホテルの鏡で自分の姿を確認したのに、なぜ気づかなかったのでしょう。
ヤコブは比喩を用いることで、聖書の学びを現実的で有益なものとしました。聖書という鏡は、私たちの人格、態度、考え、行動などをチェックするよう助けてくれます(ヤコ1:23-
24)。すると、私たちは自分の生き方を聖書の原則に従うように修正することができます。「私たちは自分の舌にくつわをかけ」(26節)、「孤児や、やもめたちが困っているときに世話をします」(27節)。「内住の聖霊を畏れこの世から自分をきよく守ります」(27節)。
鏡が外見を映すように、聖書は私たちの内側をあらわにします。
(L・ダルマニ 「鏡と聞く耳」 より一部引用)