招詞
人、その一生は草のよう。人は咲く。野の花のように。風がそこを過ぎると、それはもはやない。・・・しかし、主の恵みは、とこしえからとこしえまで、主を恐れる者の上にあり、その義は、その子らの子たちに及ぶ。 詩篇103篇15~17節
エリヤはエリシャに言った。「あなたのために何をしようか。私があなたのところから取り去られる前に求めなさい。」するとエリシャは、「では、あなたの霊のうちから、二倍の分を私のものにしてください。 列王記第二2章9節
紀元前9世紀、神は偶像崇拝の過ちを正すために預言者エリヤをイスラエル北王国に遣わし、真実を語らせ、奇跡を起こさせました。後継者エリシャは従者としてそれをずっと見てきましたが、そのエリヤはまもなく「天に上げられ」ます(Ⅱ列 2:1)。神の働きを続けていくには、エリヤに与えられた賜物が必要です。エリシャは大胆にも、「あなたの霊のうち
から二倍のものが私のものになりますように」と願いました。これは、後継者たる長子には、他の相続人の2倍の分け前が与えられたことに由来します(申 21:17)。エリシャは、エリヤの後継者に認めて欲しいと願い、神は「良し」と言われたのです。
イエスの十字架と復活を信じる私たちも特権と祝福をいただいています。私たちは神の子と呼ばれ、約束の聖霊が与えられています。三位一体の神が今日、私たちの内に生きておられます。
A.B.パイ「約束された聖霊」より一部引用