招詞
主に感謝し、御名を呼び求めよ。そのみわざを諸国の民の間に知らせよ。主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざを語れ。主の聖なる名を誇りとせよ。詩篇105篇1~3a節
キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって、私たちに愛が分かったのです。ですから、私たちも兄弟のために、いのちを捨てるべきです。
ヨハネの手紙第一 3章16節
初代教会は何と大胆な主張をしていたことでしょう。「私たちも兄弟のためにいのちを捨てるべきです。」とは! その根拠は、「イエスは、私たちのために、いのちを捨ててくださいました。・・・ですから」です。イエス・キリストの十字架のうちにそのような絶大なる神の愛を見、愛ということを知ったから、というのです。その愛は抽象的なものではなく、イエス・キリストにおいて示された神の愛のことでした。
初代教会はどうしてその愛に動かされのでしょうか? 愛なるキリストと完全に一体となっていなければ、そのようなことは決して起こらなかったことでしょう。そのキリストとの交わりがキリストの復活を経験した弟子たちに生じたということでしょう。それが愛に動かされた初代教会のエネルギーとなったのでした。素晴らしい何かが、弟子たちに起こったのでした。そして、その愛は世々にわたって、その輪を広げてゆくべき使命を与えられたアガペーの愛です。
(みことばの宅配便より)