2021年1月24日日曜日

2021年01月24日 第4主日礼拝 悔い改めて、生きよ②

招詞
 主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。 その恵みはとこしえまで。主は私の味方私を助ける方。主に身を避けることは人に信頼するよりも良い。        詩篇118篇1、7a、8

聖書箇所
エゼキエル書33章1~33節

説教
悔い改めて、生きよ② 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/372 三つの働き 
 イエスはガリラヤ全域を巡って会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病、あらゆるわずらいを癒やされた。                   マタイの福音書 4章23節

 上記23節には、イエスさまの公生涯でなさった三つの働きが集約されています。それは、
① 会堂で「教える」こと
②御国の福⾳を「宣べ伝える」こと
③あらゆる病気、あらゆるわずらいを「直す」こと
です。会堂(シナゴーグ)は、ユダヤ人たちの聖書教育の場であり礼拝の場でした。バビロン捕囚などで、祖国から離散したユダヤ人たちは、10人いれば会堂を建てることができました。今日、クリスチャンは、教会堂で聖書教育と礼拝をしています。働きの第⼆は、御国の福⾳を「宣べ伝える」ことでした。それは今日に言う「宣教」とか「伝道」という働きです。それは旧約の預⾔者たちが前もって預⾔していたことであり、メシアの到来による良いおとずれを内容とするものでした。働きの第三は「直す」ことでした。新約聖書で「病気をいやす」(セラペウオー:英語セラピーは「ここから派生)という語彙を最も多く使っているの はマタイです。現代のように医学が発達していない時代には、どのような病気であっても死に直結する不安が強かったはずです。しかし、やがて御国が実現する時には、どんな病であっても一瞬にしていやされることをイエスさまはデモンス トレーションしたことにもなります。誰にもできる私たちのできるのは②ですが、③についても、自分や友人の病気が癒されるように、主イエスさまに祈り願うことができますね。
                        (銘形「マタイ福音書の瞑想」より一部引用)