2021年2月14日日曜日

2021年02月14日 第2主日礼拝 兄弟の確執

招詞
 どのようにして若い人は自分の道を清く保つことができるでしょうか。あなたのみことばのとおりに道を守ることです。私は心を尽くしてあなたを求めています。どうかあなたの仰せから私が迷い出ないようにしてください。私はあなたのみことばを心に蓄えます。 詩篇119篇9~11節

聖書箇所
エゼキエル書35章1節~15節

説教
兄弟の確執 田口勇新牧師
説教動画はこちら:


音声のみはこちら:MP3音声ファイル

言(こと)ローグ/375 神の悲しみを知る者

 心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのもの だからです。  マタイの福音書5章3節

 天の御国は、霊(心)の貧しい者たち、悲しむ者たち、柔和な者たち、義に飢え渇く者たちが、幸いな者として新しく生まれ変わるところです。人間の力によってその幸いを得ることは不可能です。そんな不可能な幸いにあずかる者たちの資質が、山上の説教で語られているいるわけです。幸いな者たちの四つの面は、バラバラではなく図のように密接につながっています。自分が霊において貧しい者であることを悟った者は、はじめて神の深い悲しみを理解する者となります。それがイエスの言われる「悲しむ者」の意味です。人が経験する「悲しみ」以前に、神が悲しんでおられることを知る者のことです。人の「悲しみ」を理解できても、神の「悲しみ」を理解できる者はなかなかいません。その神の悲しみの原因は私たちの内に住む罪にあるからです。次回、もっと掘り下げましょう。                   (銘形「マタイ福音書の瞑想」より引用)