2021年2月28日日曜日

2021年02月28日 第4主日礼拝 干からびた骨が生き返る

招詞
 主よあなたはほむべき方。私の目を開いてください。私が目を留めるようにしてください。あなたのみおしえのうちにある奇しいことに。私は地上では旅人です。
                            詩篇119篇 12a、18~19節

聖書箇所
エゼキエル書37章1節~14節

説教
干からびた骨が生き返る 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/377 8つの幸い ② あわれみ深い
 あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。 マタイの福音書5章7節

 8つの幸いな者たちの後半は、「あわれみ深い者たち」から始まります。「憐れみ深い」は、動詞形を数えると新約聖書で29回使用されている重要語で、ヘブル語の「ラーハム」に起源があります。 主はモーセの前を通り過ぎるとき、こう宣言された。「主、主は、あわれみ深く(ラーハム)、情け深い神。怒るのに遅く、恵みとまことに富み、恵みを千代まで保ち、咎と背きと罪を赦す。」(出エジプト34:6~7) イエスは「あわれみ深い者たち」は、やがて「あわれみを受ける」と約束されました。上記、マタイ5章7節は、この約束を背景にしたものと言えるでしょう。人を赦すことはチャレンジで心の痛みを伴いますが、他者に対する「あわれみ」の心は、私たちが神からどれほどの赦しが与えられたかを計るバロメーターでもあります。5週間後の4月4日は、復活節(イースター)です。私たちの主イエスが憐みの心を惜しまないで、十字架にかかられたことを思い起こす良い時期です。憐みの主イエスに思いを向けましょう 。 
                        (銘形「マタイの福音書の瞑想」より引用)