2022年1月1日土曜日

2022年01月02日 新年礼拝 おめでとうの根拠

招詞
 人、その一生は草のよう。人は咲く、野の花のように。風がそこを過ぎると、それはもはやない。その場所さえもそれを知らない。しかし、主の恵みは、とこしえからとこしえまで、主を恐れる者の上にあり。主の義はその子らの子たちに及ぶ。わがたましいよ、主をほめたたえよ。
                             詩篇103編15~17、22節

聖書箇所
ルカの福音書10章1節~20節

説教
おめでとうの根拠 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/420 ザクロとイスラエル

 あなたの神、主が、あなたを良い地に導き入れようとしておられるからである。そこは、小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろの地、オリーブ油と蜜のある地である。    申命記8章7節

 ザクロは、イスラエルの新年に無くてはならない果物で、国中どこに行ってもザクロの生ジュースのスタンドがあるそうです。9~10月が新年で、ロッシュ・ハシャーナと呼ばれ、丁度ザクロの季節です。
聖書を見ると祭司の衣装や建築の中にもざくろのプレゼンスは高めです。大祭司のローブの一部のデザインだったり、紀元前1000年のソロモン神殿の柱のモチーフに使われました。イスラエルの歴史における重要アイテムがざくろだったことがわかります。
ところで、イスラエルでは、上記申命記の、蜜を除く6つにナツメ椰子を加え、カナン定着時代からの歴史的な7食材と言われます。主なる神さまは、約束通り、40年間の荒野での生活の後、豊かに実る良い地へ導いてくださいました。