2022年7月16日土曜日

2022年07月17日 第3主日礼拝 十字架にとどまる愛 

招詞
 主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われます。主は私のたましいを生き返らせ御名のゆえに 私を義の道に導かれます。
                                   詩篇23篇1~3節

聖書箇所
マタイの福音書27章39~44

説教
十字架にとどまる愛 銭谷幸器牧師(DVD)

言(こと)ローグ/448 イエスの型破り➀ 罪の赦し
 人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたが知るために──。」そう言って、中風の人に言われた。「あなたに言う。起きなさい。寝床を担いで、家に帰りなさい。」すると彼はすぐに人々の前で立ち上がり、寝ていた床を担ぎ、神をあがめながら自分の家に帰って行った。
                              ルカの福音書5章24~25節

 イエスの教えを聞きに集まっていた大勢の人々の前で、イエスが中風の男性の罪を赦し、歩けるように癒された奇蹟のエピソードです。人々はメシアの到来だと神を崇め喜んだ反面、イエスを信じない律法学者たちは、律法を盾に罪を赦す権威など誰にもない、と敵意をむき出しにしました。書かれた律法(タナク)と口伝(くでん)律法(りっぽう)で人々を縛り、コントロールしてきた彼らの権威が崩されかけたのです。「神を愛し、隣人を愛せよ」という律法の心を失った律法学者たちの暴走が始まります。律法の心を失わないように、弱い人、器用で無い人と共に神の国を前進させましょう。                   (銘形「イエスの破天荒な言動」より一部引用)