招詞
われらの主は偉大であり、力強く、その英知は測り知れない。主は心の貧しい者を支え、悪しき者を地面に引き降ろされる。感謝をもって主に歌え。竪琴に合わせてわれらの神にほめ歌を歌え。
詩篇147篇5~7節
「園の木のどれからも食べてはならないと、神は本当に言われたのですか。」 創世記3章1節
サタンの武器は、真理を偽りにし、偽りを真理に見せる「嘘」です。その手口は、「園の木のどれからも」と神の言葉を曖昧にし、次に「本当に?」と疑わせ、相手が迷うと「決して死にません(4節)」と断定します。さらに、「アダムとエバよ、あなたは神のようになれる」と罪を魅力的に教え、最後は「食べるな」と愛の忠告をした神を「敵」に仕立て、敵意さえ持たせます。
マタイ4章でサタンは、イエスを試みています。40日間の断食で弱っていたイエスに近づいたサタンの誘惑は功名でした。荒野の試みは、
「石をパンに」…(父に関係なく、あなた自身でいのちを造れ)
「飛び降りよ、神は支える」…(あなた自身が計画し父を従わせよ)
「ひれ伏せ、全て与える」…(父ではなく、あなたが支配者になれ) でした。
サタンの目的は、父なる神からイエスを離し、独立させ、救いのマスタープランを失敗させることでした。同じく、サタンはあなたを主イエスから引き離そうとします。神のかたちに造られた人は、主なる神から目を離しません。しかし、神の様になろうとする人は、自分と世界だけ見ます。私たちが主イエスから離れたら、信仰のいのちを失います。友よ。「父と御子と聖霊」の交わりから、今日も、決して離れてはなりません。聖餐式は、この三位一体の神との交わりを感得 (かんとく) するものです。 (鵜の木教会「聖書日課」より一部引用)