2023年8月6日日曜日

2023年08月06日 第1主日礼拝 教会のチャレンジ ⑮ 名説教者アポロ

招詞
 主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。主は私を緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われます。主は私のたましいを生き返らせ、御名のゆえに、私を義の道に導かれます。
                                   詩篇23篇1~3節
 
聖書箇所
マルコの福音書4章1節~9節

説教
教会のチャレンジ ⑮ 名説教者アポロ 田口勇新牧師

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言(こと)ローグ/502 病 気 ②

 ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。                    コリント人への手紙 第二 4章16節

「病気になっても頑張ります」という人がいて、立派だと思いますが、三浦綾子さんの場合は、はっきりと神への信仰から来ています。つまり、神は真実で良い方であるという信仰です。確かに、彼女の病気は彼女の肉体を弱めましたが、彼女の精神をむしばむことはできませんでした。彼女の病は神から来る霊的ないのちを彼女から取り去ることはできませんでした。「外なる人は衰えても、内なる人は日々強められ」て行ったのです。
病気は確かに外なる人を衰えさせますが、彼女のうちに与えられた神への信仰は、彼女をより強くしていったのです。そんな彼女の存在は、私たちにとって励ましです。彼女の作家としてのエネルギーはいったいどこから来たのか。やはり信仰から、そしてご聖霊の力を帯びて、ということになるでしょう。
北海道旭川市、緑濃いカラマツ林の奥に三浦綾子記念館があります。綾子さんの書斎も移築復元されています。もし記念館に行くことがあれば、彼女のエネルギーの源に注目して、彼女の信仰の足あとを辿って下さい。              <銘形:「謙遜への招き」より一部引用 >