2024年5月18日土曜日

2024年05月19日 第3主日礼拝 聖霊に押し出されて

招詞
 神は、われらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある強き助け。 それゆえ、われらは恐れない。たといがは変わり、山々が揺れ動いても。たとえその水が立ち騒ぎ、泡立っても、その水かさが増し、山々が揺れ動いても。                     詩篇46篇1~3節

聖書箇所
使徒の働き2章1節~42

説教
聖霊に押し出されて 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/542 七週の祭り② (シャブオット)

 旧約聖書、レビ記 23:15~17によれば、「七週の祭り」では、主への初穂として新しい小麦粉にパン種を入れて焼いたパンを二個ささげなければならないということです。なぜ、パンを二個なのでしょうか。
 律法が、ユダヤ人と異邦人を隔てる壁になっていることをかんがみ、使徒パウロはエペソにいる異邦人クリスチャンに次のように手紙を書きました。
 キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。敵意とは、さまざまの規定から成り立っている戒めの律法なのです。このことは、二つのものをご自身において新しいひとりの人に造り上げて、平和を実現するためであり、また、両者を一つのからだとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました。              エペソ 2:14~16
 その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。 エペソ 3:6
二つのパンをユダヤ人と異邦人を象徴するものとみると、シャブオットが、二つのパンが主に捧げられ、受け入れられる日として制定されたのは、時いたって、イエスの十字架で異邦人もまた、父なる神に近づくことができる者となった、ということができます。
                     (銘形「五旬節と聖霊降臨の秘密」より一部引用)