招詞
主は私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。主は私のいのちの砦(とりで)。だれを私は怖(こわ)がろう。 詩篇27篇1節
いつ私たちは、あなたが病気をしたり牢(ろう)におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。 マタイの福音書25章39節
エリザベス・フライは、19世紀初頭、ロンドンの女性刑務所の環境に衝撃を受けました。受刑者とその子どもたちは、すし詰め状態で冷たい石の床に寝具もなく横たわり、水道の蛇口からはジン(酒類)が出ていました。彼女の監獄改良事業が始まり、英国の女性刑務所が変わり始めました。彼女は、受刑者に衣服を与え、子どもたちの学校を始め、聖書を教え、何年もかけて改革しました。しかし、最大の影響力は、その深い愛情と希望のメッセージだったそうです。
聖霊の助けを得て他者に仕えるとき、不思議なことに、私たちはイエスに仕えています。エリザベスの模範に倣うことも、自宅でとりなしの祈りをしたり、励ましの手紙を書いたりすることも、また然りです。人を助けるために自分の力や霊の賜物を用いる行為を、イエスは、ご自分に対する愛と捉え喜んでくださいます。 ( A.ブッシャー「イエスに仕える」より一部引用)