あなたがたのうちに良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださることを私は堅く信じ ているのです。 ピリピ人への手紙 1章6節
ルカの福音書 22章24-30節
給仕する者をめざして 田口孝子姉
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言(こと)ローグ30/「伏させる」 (ラーヴァツ) ➁
音楽の流れにも休符があります。ときには、「ジェネラル・ポーズ」といって完全休止があります。その完全休止は、音楽の流れに、より緊迫感と流れに新鮮さを与えます。私たちの生活にもそのような休息がなければなりません。
いつもなにかをしていないと不安になってしまうワークホリック。それは休みたくても休めない現代の心の病です。詩篇の中には、真の休息、ゆとり、安眠の祝福を与えられた者たちがいます。 詩篇3篇、詩篇4篇にもその恵みを味わった人が歌っています。「私は身を横たえて(伏して)、眠る。 私はまた目をさます。主が支えてくださるから。」(3:5) ある意味で、人生の最大の課題はどのようにして身を横たえて休息し、 また眠ることができるかということです。
身を横たえることはだれでもできます。しかし問題は、安らかに眠れるかどうかです。詩 篇の作者は、「私の羊飼いである主は、私を緑の牧場に伏させてくださる」方であると告白しています。
現代のだれもが、心の安心、安定、安息を求めています。主であるイエスさまの救いと完全な信頼が心の安息をもたらします。
(銘形:「詩篇の瞑想」から引用)