招詞
神よ。私の心はゆるぎません。私は歌い、私のたましいもまた、ほめ歌を歌いましょう。
詩篇108篇1節
聖書箇所
神よ。私の心はゆるぎません。私は歌い、私のたましいもまた、ほめ歌を歌いましょう。
詩篇108篇1節
コロサイ人への手紙 1章13~14節
説教言(こと)ローグ/227 詩篇に見る比喩 ①類比(アナロジー)
【主】は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。 主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。 詩篇23篇
有名な詩篇23篇で、ダビデは比喩を使って、神と自分の関係を見事に描いています。比喩は、並行法と同じく聖書に見られる大事な修辞法です。
比喩には、類比、隠喩、直喩、換喩、提喩の5つがありますので順にご説明しますが、上記の詩は、類比(アナロジー)です。類比は、ある事柄やかかわりを別の事物のイメージで類推する修辞法です。この詩23篇の前半では、羊飼い(牧者)と羊という類比を用いて神と私たちとの関係を表現しています。また後半では、客と客を招く主人という類比によって、私たちをもてなす神の歓迎を簡潔に表現しています。
主なる神さまが、あらゆる手法で神の愛を伝えようとなさっていることを感謝し、この神の愛を熱心・簡潔に伝えてまいりましょう。
(銘形「詩篇アラカルト」より引用)