2017年8月13日日曜日

2017年08月13日 第2主日礼拝 教会はキリストのからだ

招詞
まことに、【主】のほかにだれが神であろうか。私たちの神を除いて、だれが岩であろうか。この神こそ、私に力を帯びさせて私の道を完全にされる。         詩篇18篇31~32節

聖書箇所
エペソ人への手紙 1章 20~23節

説教
教会はキリストのからだ 田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ200/「使 徒」(アポストロス)
神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、
            キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たちへ。  エペソ1章1節

 エペソ人への手紙の講解説教が始まっていますが、今回からこの手紙に登場する重要語いをとりあげていきます。最初は、使徒(アポストロス)です。使徒は新改訳聖書では103回も頻出し、エペソ人への手紙には、4回 (1:1、2:20、3:5、4:11) 使われています。
 「使徒」とは、特別な使命を帯びて派遣された者を言います。新約聖書ではまずイエス・キリストによって直接弟子として任命された12人の者たちが、使徒または弟子と呼ばれました。使徒としての条件はイエスの直弟子であり、さらにイエスの復活を目撃した証人でなければなりませんでした。しかし、使徒パウロはイエスの直弟子でも、イエスの復活を目撃した証人でもありません。ですから、彼は自分でこう言っています。
 「そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現れてくださいました。私は使徒の中では最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害したからです。ところが、神の恵みによって私は今の私になりました。」 Ⅰコリント 15:8~9
 使徒たちは,パウロを除いて,無学な普通の人々でした(使4:13)。しかし、彼らはペンテコステに下った聖霊によって変えられ、大胆に,十字架と復活のイエスと救いを伝えました。この命がけの使徒たちの働きを忘れてはなりませんね。
                   (銘形 「エペソ書の重要語い」より編集し、一部引用)