2018年3月4日日曜日

2018年03月04日 第1主日礼拝 神の召しにふさわしく

招詞
主よ。私は、国々の民の中にあって、あなたに感謝し、国民の中にあって、あなたにほめ歌を歌いましょう。 あなたの恵みは大きく、天の上にまで及び、あなたのまことは雲にまで及ぶからです。
                                  詩篇108篇3~4節

聖書箇所
エペソ人への手紙4章1~3節

説教
神の召しにふさわしく 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ/228 詩篇に見る比喩  ②隠喩(いんゆ)

 【主】は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。  詩篇 23篇1節

 隠喩(いんゆ)は、「AはBである」という形式で比喩を表現する修辞法です。上記、ダビデは、「【主】は、私の羊飼い」と隠喩を使っています。特に、隠喩は、しばしば信仰告白的表現として用いられています。
* 【主】はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。
  わが盾、わが救いの角、わがやぐら。詩篇18篇2節
* 神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。詩篇46篇1節
* ヤコブの神はわれらのとりでである。詩篇46篇11b節
* 神なる主は太陽です。盾です。詩篇84篇11節
 隠喩と似ているのが、「Aは、Bのようだ」となる直喩(ちょくゆ)ですが、次回に詳しくご説明します。                         (銘形 「詩篇の修辞的表」)