2015年6月21日日曜日

2015年6月21日 第3主日礼拝 新しい心で

招詞
イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」
ヨハネの福音書3章3節

聖書箇所
ルカの福音書 5章33~39節

説教
新しい心で 田口勇新牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ14/断食と祈り(ルカの福音書 5章33~39節)
断食と祈りをすることは、当時の一般的なユダヤ人であれば当然すべき「信仰の行為」と考えられていました。 毎週月曜日と木曜日の日の出から日没までは、断食すること(水は飲めます)。毎日3回、12時、午後3時、午後6時に祈ることが義務でした。
パリサイ派の人たちは、イエスとその弟子たちが、断食もしないで「罪人たちと飲み食いばかりしている」と非難しました。しかし、この信仰の行為も形式化していて、「心」がなかった面がありました。断食するときはわざと顔を白く塗り、弱弱しく見せたり、市場など人が集まる目立つ場所で、長々と立って祈るなどです。
イエスは、神に心が向いていない、彼らの人に見せるための宗教的な行為を批判されました。