2015年6月28日日曜日

2015年6月28日 第4主日礼拝 安息日の主、キリスト

招詞
まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。
ヨハネの福音書5章24節

聖書箇所
ルカの福音書 6章1~11節

説教
安息日の主、キリスト 田口勇新牧師

言(こと)ローグ15/人の子
イエスはしばしば自分のことを「人の子」という言い方をしています。イエスがご自身がメシア的存在であることを示すために使われた表現です。ですからこの表現は福音書独自の表現ということができます。
ルカの福音書では、すでに5章24節に登場します。
「人の子が地上で罪を赦す権威をもっていることを、あなた方に悟らせるために・・」とあるように、「人の子」という表現は、あきらかに神的権威をもつ存在であることを示しています。
神的権威をもっている「人の子」という呼び方でご自身をさして言われたために、当時の宗教指導者たちから拒絶され、苦しみを受ける存在でした。このことをイエスは事あるごとに語っています。