2016年1月24日日曜日

2016年01月24日 第4主日礼拝 天の御国に入るために

招詞
主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。あなたのご威光は天でたたえられています。 あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました。       詩篇 8篇 1~2節                       

聖書箇所
ルカ の福音書 9章22~27節

説教
天の御国に入るために 田口勇新牧師
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言(こと)ローグ43/天の御国の奥義 (ミステリオン)
「この恵みを、神は私たちの上にあふれさせ、あらゆる知恵と思慮深さをもって、みこころの奥義を私たちに知らせてくださいました。」エペソ1:8~9 。ここで、「奥義」と訳された原語は「ミステリオン」で、神の秘められたご計画を意味します。これは「天の御国の奥義」でイエスはいろいろな例えをもって弟子たちや人々に語られました。神の秘密は自ら求めることがなければ秘密のままですが、「求める(求め続ける)」ならば、だれにでも「与えられ、見出し、開かれる」のです。使徒パウロは神の秘密(奥義)を求めたことで知らされたのです。パウロのヘブル名は「サウル」 ですが、「サウル」という名前は「尋ね求める」という意味です。そのパウロが「奥義をぜひ知ってほしい」と声を大にしているのです。私たちはイエスさまを信じた時から、天の御国の奥義(ミステ オン)の不思議の世界に足を踏み入れています。「知らされている」と書いてあるように、イエスさまや聖書記者たちによってすでに明らかにされたものもあれば、まだ開かれていない不思議もあります。そして、森や山にではなく、別の宗教や思想の中にではなく、また心理学の研究の中にでもなく、聖書のみ言葉のなかにこの奥義が隠されています。パウロのように、この奥義を見つけてみ言葉の深みを経験していきましょう。
(銘形  エペソ書の瞑想より一部転載)