2016年3月20日日曜日

2016年03月20日 第3主日礼拝 復活は神の力による

招詞
罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。                                           ローマ人への手紙 6章23節
                    
聖書箇所
マルコの福音書 12章18~27節

説教
復活は神の力による ラジャー・オルソン牧師
MP3音声ファイル

言(こと)ローグ51/「ゴルゴダの丘」
「彼らはイエスをゴルゴタの場所 (訳すと、『どくろ』の場所)へ連れて行った。それから、彼らは、イエスを十字架につけた。                                             (マルコ15:22、24)

エルサレムでは、罪人の死刑場は、どくろの場所、ヘブル語では、「ゴルゴダ」と呼ばれていました。「カルバリ」は、同じ意味を表すラテン語です。なぜ、こんな奇妙で冷酷な名前が付けられたかは確かにはわかっていません。ローマ法によれば、受刑者は、死後、埋葬されることなく放置されるのですが、ユダヤ人にとっては、それは非合法なことで、死体は日暮れには取り降ろされて、埋葬されなければなりませんでした。つまり、当時、この丘にどくろが散らばっていることなどありえなかったはずです。ですから、この名前は、丘の地形がどくろの形をしていたからではないか、と考えられています。いずれにしても、イエスさまは、全人類の罪を一身に負って、メシア(救い主)としてこの丘を登られ、十字架にかかられました、ローマの鞭で傷つき、血を流し、ひん死の状態で十字架にくぎ付けにされたのでした。25日の金曜日は、この十字架の金曜日です。イエスさまの痛みを覚え、私たちの罪を贖(あがな)ってくださったことに感謝する日として過ごしましょう。
                                     (銘形「イエスの最後の一週間」より一部引用)