2017年7月9日日曜日

2017年07月09日 第2主日礼拝 御国を受け継ぐ祝福

招詞
主を恐れる人は、だれか。主はその人に選ぶべき道を教えられる。 その人のたましいは、しあわせの中に住み、その子孫は地を受け継ごう。               詩篇25篇12~13節

聖書箇所
エペソ人への手紙 1章11節

説教
御国を受け継ぐ祝福  田口勇新牧師
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言(こと)ローグ118/一番すぐれているのは「愛」
愛は決して絶えることがありません。いつまでも残るものは信
                       仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。
                              第一コリント13章 8,13節
 
この地上での人生は、苦しみや試みがあって神の愛が見えなくなってしまいそうな時でも、信仰と希望をもって生きることができます。上の聖句では、3つの中で一番すぐれているのは「愛」だと述べています。なぜ、愛が一番優れているのでしょうか。それは、天のみ国において、神の愛の中で過ごすようになる時、愛が完全に現わされるので、信仰も希望も意識しなくて済むようになるからでしょう。天においては、病気や悲しみや嫉妬などから解放されて、神さまの愛、心から愛し合う兄弟愛の関係が備えられています。神の子どもとされた者たちは、そこで神の愛に満ち足りるのです。
 エペソ1章11節によれば、私たちはすでにキリストにあって「御国を受け継ぐ者」とされているのです。完全な相続財産である神ご自身との交わりは、天にしっかりと備えられています。では今は、どうでしょうか。実は、私たちは聖霊によって、この世でその前味を味わうことができるのです。不完全ではあっても、教会でも前味としての兄弟愛や犠牲的な行いを見ることができます。私たちには、信仰の歩みの中で、教会内外で互いに助け合い、補い合って神からいただく愛のすばらしさを味わい楽しむことが期待されています。このことに気づく人は、幸いです。
                        (銘形 「エペソ書の瞑想」より一部引用)