招詞
神にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。われらの王に
ほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。 まことに神は全地の王。
巧みな歌でほめ歌を歌え 詩篇47篇 6~7節
聖書箇所
神にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。われらの王に
ほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。 まことに神は全地の王。
巧みな歌でほめ歌を歌え 詩篇47篇 6~7節
聖書箇所
エペソ人への手紙 1章15~19節
説教言(こと)ローグ120/哀歌2 悔い改めのプロセス
「私たちの道を尋ね調べて、主のみもとに立ち返ろう。
私たちの手をも心をも天におられる神に向けて上げよう。」
哀歌 3章 10~11節
前回と同じみことばです。
ユダ王国の人たちは、悔い改めのプロセスに70年かかりました。安易な悔い改めでは足りませんでした。2世代にまたがった大きな悔い改めでした。
なぜユダの民全体の悔い改めに70年もの時間が必要だったのでしょうか。なぜなら、悔い改めには、単に罪を認めるだけでなく、神のことば(教え)に従順に従う生き方の実を結ぶという、聖書的ライフスタイルの回復が求められるからです。
実は、エレミヤ書29章によれば、亡国と捕囚の憂き目を経験したユダの民たちが、神に対する悔い改めの実を結ぶまでに70年の歳月が必要であることを預言者エレミヤはすでに語っていました。しかし、この時、にせ預言者たちは、わずか「2年」で十分だ、と言い張りました。彼らは、悔い改めを自分のこととして真剣に考えず、また、神さまからのお告げもないのに、甘言で王や民たちに偽りの平安や希望を与えようとしたのです。私たちも、安易な安心や希望を与えようとする、「現代のにせ預言者たち」に惑わされないように、しっかり聖書の教えに立っていなければなりませんね。
次回は、「訪ね調べる」をへブル語のことばから再考してこの項を閉じます。
(銘形 聖書を横に読む「哀歌」より引用)