招詞
【主】よ。あなたの道を私に知らせ、あなたの小道を私に教えてください。
あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。
詩篇25篇4~5a節
聖書箇所
【主】よ。あなたの道を私に知らせ、あなたの小道を私に教えてください。
あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。
詩篇25篇4~5a節
聖書箇所
エペソ人への手紙 2章19節
説教言(こと)ローグ204/ハギオス(聖徒)
神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、
キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たちへ。 エペソ人への手紙1章1節
バギオスは、新約聖書で233回、エペソ書だけでも15回使われています(1:1/1:4/1:13/1:15/1:18/2:19/2:21/3:5/3:8/3:18/4:12/4:30/5:3/5:27/6:18)。
さて、聖徒たちとは誰のことでしょうか?エペソ教会のある特別な品行方正な人たちのことでしょうか?そうではなく、イエスさまを救い主メシア(キリスト)と信じてクリスチャンになったすべての教会員のことを聖徒たちと呼んでいます。彼らを持ち上げて言っているのではありません。
大都市エペソでは、偶像崇拝と魔術が盛んでしたが、そこから救われた人たちは、偶像に帰ることはありませんでした。ローマ皇帝は、自分を主(キュリオス)と呼ばせ、神格化しました。これも偶像崇拝ですから、クリスチャンたちは抵抗しました。少数派でしたが、彼らは、神に選び分けられた人たちでした。ハギオスの聖さはサタンの支配から選び分けられた者という意味があり、聖徒たちは、暗闇の業(わざ)から光の生活に入った人たちでした。
ハギオスは、聖霊(プニューマ・ハギオス)のお名前にも使われ、エペソ書では1:13, 4:30の2回です。
毎週、いっしょに唱えている主の祈りのなかにもハギオスの動詞形が使われています。 「御名がをあがめられますように」という「あがめる」は、ハキアゾーで、聖い方と礼拝されるという意味です。ここでも、聖なる、特別な方として他と区別されて崇められますように、という意味合いがでています。
私たちは、盛岡月が丘キリスト教会の聖徒です。ご聖霊にもイエスさまに対しても用いられているハギオスが、救われたとは言え、罪びとの私たちの呼称として聖書に233回も登場することを畏れながら感謝しましょう。それほどにイエスさまは、この世界で私たちが地の塩となり、光として輝き続けることを期待しておられるわけですね。