招詞
主の恵みと、人の子らへの奇しいわざを主に感謝せよ。 まことに主は渇いたたましいを満ち足らせ、飢えたたましいを良いもので満たされた。 詩篇107篇8~9節
聖書箇所
主の恵みと、人の子らへの奇しいわざを主に感謝せよ。 まことに主は渇いたたましいを満ち足らせ、飢えたたましいを良いもので満たされた。 詩篇107篇8~9節
聖書箇所
エペソ人への手紙3章20~4章1節
説教言(こと)ローグ/226 詩篇の並行法 ② 反意型
まことに、主は、正しい者の道を知っておられる。 しかし、悪者の道は滅びうせる。
詩篇 1章4節
同義並行法に続き、反意型並行法があります。これは、上記、詩篇1:4のように、1行目と2行目の思想が対照をなしています。相互が矛盾するのではなく、真理の両面を相補する表現方法で、詩の意図が増幅されて伝えられます。次の4つのカ所は、反意型並行法です。ゆっくり読んで、味わってください。
ある者はいくさ車を誇り、ある者は馬を誇る。
しかし、私たちは私たちの神、【主】の御名を誇ろう。 詩篇20:7
悪者には心の痛みが多い。
しかし、【主】に信頼する者には、恵みが、その人を取り囲む。 詩篇32:10
若い獅子も乏しくなって飢える。
しかし、主を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはない。 詩篇34:10
悪を行う者は断ち切られる。
しかし【主】を待ち望む者、彼らは地を受け継ごう。 詩篇 37:9
反意型並行法により、神の愛の深さと誠実が、何倍にも増幅されて読む人の心に伝わってきますね。 (銘形「詩篇アラカルト」より一部引用)