2018年4月8日日曜日

2018年04月08日 第2主日礼拝 罪の「きよめの」ささげもの

招詞
神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。
                                    詩篇51篇10節


聖書箇所
レビ記4章1~12節

説教
罪の「きよめの」ささげもの 老松望KGK主事
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言(こと)ローグ/231 トーラーとマズムル(律法と詩篇)
 
 ユダヤ教のシナゴーグ礼拝では、毎週、トーラー(モーセ5書)が順に朗読されました。それに附随して、詩篇(マズムル)も朗読されていたようです。聖書は、すべて神の霊感により、モーセ5書はモーセにより、詩篇は、ダビデたち詩篇作家により、神に選ばれた人々により書き留めました。モーセ五書が神から人に啓示されたものであるのに対して、詩篇のそれは人から神への祈り・讃美であるということが対照的です。詩篇を朗読する伝統は、詩篇が編纂された時から、現代に至るまで常に受け継がれてきたということは驚くべきことです。当教会でも、毎週の礼拝で、詩篇を唱和しています。長い伝統の中で継承されてきた詩篇を、日々味わいながら、色あせることのないダビデたちの霊性というものを再発見していきましょう。
                            (銘形 詩篇アラカルトより引用)